皆さまこんにちは。
今回は『頭がいい人の読書術』という本を読んでコレはイイ!
と思ったところをご紹介したいと思います。
この記事はこんな方におすすめ
- 本を読むのがとにかく苦手
- 沢山の本を速く読みたい
- 読書を仕事に活かしたい


あんまり長いと途中で飽きちゃうしね。
でもこの記事を読めば読書がきっと好きになるよ!
以下の書籍は本を速いスピードで効率よく読む方法、また仕事やプライベートにウマく活用するやり方が書かれています。
きっとあなたの人生を素晴らしいものにしてくれる1冊となるでしょう。
著者の紹介
尾藤克之人 (びとう かつゆき)
- コラムニスト
- 明治大学サービス創新研究所研究員
- 東京都出身
- 議員秘書・大手コンサルティング・IT系上場企業を経て現職に至る
- NHK民法のTV出演を多数協力
- 『あなたの文章が劇的に変わる5つの方法』・『即効!! 成果が上がる文章術』など数多くの著書を出版
本記事のご利益
この記事に書いてあることを実践すれば、たくさんの本を『速く、効率よく』読めるようになります。
多くの本を読むことで、プライベートや仕事を誰よりも充実させることができるでしょう。
そう、今日からあなたもデキる人の仲間入りです。
チェック
ぜんぶ読まなくていい
本を読むとき、ぜんぶ読まなくてはいけないと思っていませんか?
ここで伝えたいことは『本はすべて読む必要はない』ということです。
ぜんぶ読まなくていい理由
- ①読書は楽しむものだから
- ②著者のつたえたいことは○○で7割わかるから
理由①読書は楽しむものだから
読書とは本来楽しむものです。楽しくなければタダの修行になってしまいます。
また1冊の本を読むにはそれなりの時間がかかりますよね?
だから飽きてしまったり、つまらなかったら途中でやめていいんです。
苦痛な時間を長々と過ごしていたら読書がキライになるだけです。
理由②著者の伝えたいことは○○で7割わかるから
ほとんどのビジネス書、実用書はキラーコンテンツをはじめの方に書いています。
『キラーコンテンツ』とは著者がいちばん伝えたいことです。
ようするに第1章を読めばその本の重要なことが理解できます。
結論をいうと『はじめに』・『おわりに』・『第1章』を読めば本の内容は7割わかるのです。
ポイント
- つまらないと思ったらサッサと読むのをやめる
- はじめに・おわりに・第一章に興味が湧かなかったら読まない。
本を速く読む裏ワザとは?
ここでは著者がやっている本を速く読むためのワザをご紹介したいと思います。
それが以下の2つ
本を速く読む裏ワザとは?
- ①3分の1だけ読む
- ②頭の中で音読しない
①3分の1だけ読む
<やり方>
手順① 本の下部分を3分の2手で隠す
手順② 残った上部3分の1を読む
手順③ そのまま左に読み続ける
ポイント
3分の1を読んで理解できなかったら、隠す部分を半分か3分の1にしてみる
<3分の1だけ読んで理解できると理由とは?>
理由①
人は今まで読んで蓄積してきた文章のパターンを記憶いる。
そのため脳が自然と足りない部分を補足してくれるから。
理由②
ページの上部は文章の骨組みとなる主語と述語が書かれている場合が多い。
だから全体の内容がだいたいわかる。
主語 (何が):○○は ○○が
述語 (どうした):○○した ○○だった
②頭の中で音読しない
ほとんどの人は文章を読むとき頭の中で音読しています。
それは今まで受けてきた義務教育で音読することがいいと言われてきたからです。
でも文章を頭の中で音声化すると読むスピードは確実に遅くなります。
文章を読むというより見るといったイメージでとらえるのがコツです。
ポイント
新聞は1行11文字から13文字くらいなのでトレーニングするのにオススメ!
本は汚く読むべし!
著者いわく『本は汚く読め』といいます。
その意味は読んでいて重要な部分や気づいたことがあれば直接本にガンガン書き込むということ。
理由は本に直接書き込むと記憶に残るからです。
また読んでいてその時自分が思ったことやアイデアなどを残すこともできます。
<本を汚く読むやり方>
手順①
赤と黒のペンを用意する
手順②
本を読みながら気になったとこや重要な部分に線引き、コメントを書き込む
※1回目の読書では黒いペンをつかう
手順③
もう1回読む、そして手順②と同様のことをする
※2回目では赤いペンをつかう
手順④
マーカー読みをする
※チェックや線を引いたところ、書き込んだコメントなどを読み返す
ポイント
本に書き込んだことを読み返すこと
※ 情報の整理、また記憶をより定着させることができる
なぜ人は本の内容を忘れるのか?
皆さんはエビングハウスの忘却曲線ってきいたことありますか?
これはドイツの心理学者『ヘルマン・エビングハウス』という人が発表した研究結果です。
エビングハウスの忘却曲線 | |
<時間の経過> | <忘れる量> |
20分後 | 42% |
1時間後 | 56% |
9時間後 | 64% |
1日後 | 67% |
2日後 | 72% |
6日後 | 75% |
31日後 | 79% |

ってことよくあるもん

しかし研究結果では以下のこともわかっています。
- 1.人は意味があるものを暗記するのは簡単
- 2.意味がないことはスグに忘れる
- 3.時間をかければ蓄積する情報量も増える
- 4.復習すると忘れにくくなる
- 5.細かく分けて覚えると効果が上がる
せっかく読書をして得た知識です、忘れたくはないですよね?
ということで本書では反復読書をオススメしています。
以下の表は復習の効果を表したものです。
復習の効果 | ||
<時間経過> | <復習時間> | <記憶率> |
24時間以内 | 10分 | 100% |
1週間以内 | 5分 | ほぼ蘇る |
1ヶ月以内 | 2~4分 | ほぼ蘇る |
ポイント
記憶の定着化には反復読書が1番効果的!
ムリせず読書習慣をつける方法
読書を続けるのは難しいと思う人は多いことでしょう。
ここではそんな方でもムリせず読書習慣をつける方法をご紹介します。
ムリせず読書習慣をつける方法
- ①読書日記を書く
- ②文庫本からはじめる
- ③本を目につく場所に置いておく
①読書日記を書く
読んだ本の感想やあらすじ、また読みたい本などについて日記を書きましょう。
日記といってもはじめはメモみたいな感じで全然OK!
誰かに見せる訳ではないですからね。
大切なのは自分が感じたり知ったことをアウトプットするということです。
アウトプットすると記憶の整理や定着化ができます。
②文庫本からはじめる
まずは小さな『文庫本』から読むのがオススメです。
いきなり分厚い本から読みだすと途中で挫折しかねません。
また読んでいて苦痛を感じたらスグにやめましょう。
読書が苦手になるだけです。


文庫本は手軽に携帯できるので場所を選ばずササっと読めます。
重要なのは読書のクセをつけることなのです。
③本を目につく場所に置いておく
できるだけ目につく場所に本を置いておくのも効果的です。
そうすることで意識を刺激できます。
しまい込んでしまうと読書していたことすら忘れかねません。
著者のオススメは『枕元に常に何冊か置いておく』だそうです。
こうすれば自然と本に触れる時間も増えますね。
ポイント
気軽にはじめてムリをしないのが読書習慣を身につけるコツ
まとめ
今回は以上のことをご紹介させていただきました。
本書のなかで著者はこのように言っています。
『本は自分の好きに読めばいい』好きに読んで楽しむことが大切なのです。
世の中にはたくさんの読書術があります。
でも結局は好きに読んで楽しむことが1番なんですよね~。
今回は本書を読み、読書の本質や多くの素晴らしさを知りました。
そのおかげで、これからの読書が楽しみでなりません。


さて、今回ご紹介した記事の内容は本書に書かれたほんの1部です。
もっと知りたい方は本書をお読みいただくことをオススメします。
では、ここまで読んで下さり本当にありがとうございました。
チェック
著者の紹介
尾藤克之人 (びとう かつゆき)
- コラムニスト
- 明治大学サービス創新研究所研究員
- 東京都出身
- 議員秘書・大手コンサルティング・IT系上場企業を経て現職に至る
- NHK民法のTV出演を多数協力
- 『あなたの文章が劇的に変わる5つの方法』・『即効!! 成果が上がる文章術』など数多くの著書を出版